高齢者の社会参加・まちづくり
広域型生活支援コーディネーター
平成28年4月より、吹田市より委託を受けて、広域型生活支援コーディネーター(以下コーディネーター)が配置されました。
日常生活上で支援が必要な高齢者が、住み慣れた地域で生きがいを持って在宅生活を継続するために必要な多様な担い手による「生活支援・介護予防サービス」の提供体制を構築します。
そのためにコーディネーターは住民ニーズと支援サービスのコーディネート機能を担い、地域住民サービスを提供する多様な事業主体や行政等と連携して支援体制の充実・強化を図ります。
活動内容
コミュニティソーシャルワーカー(CSW)や地域包括支援センター、関係機関と連携し、地域における生活支援サービスの現状や課題を把握し、不足するサービスの開発や担い手の発掘・養成を進めます。
また、すいたの年輪ネット(吹田市高齢者生活支援体制整備協議会)を実施し、生活支援サービスを提供するNPOやボランティア、民間企業等の情報共有とネットワーク化を進めます。
吹田市高齢者サポートリスト「集いの場」編
※ MAPは国立研究開発法人 防歳科学技術研究所が開発したICTツールを活用しています。
助け愛隊
経緯
吹田市では平成28年度(2016年度)より、多様な団体によって構成された「高齢者生活支援体制整備協議会(現:すいたの年輪ネット)」を開催し、今後の高齢者生活支援体制について議論してきました。2年間にわたる議論の中で「吹田の強み」を生かした生活支援に関する取り組みを検討することとなり、助け愛隊を創出することとなりました。
目的
原則75歳以上の一人暮らし高齢者の「ちょっと困った…」に対して「ちょっとなら手伝うよ」という地域住民の助け合う想いをマッチングする活動です。
しかし高齢者の生活支援は自宅内での作業だけではありません。自宅に閉じこもりがちな高齢者、専門職による支援が必要なのにも関わらず相談出来ずに困っている高齢者などを把握した際は、必要に応じて地域包括支援センターや吹田市社会福祉協議会のCSW(コミュニティソーシャルワーカー)による相談支援活動につなげます。
既存の福祉活動との連携。これこそが、助け愛隊の真の目的です。
対象
原則75歳以上の一人暮らし高齢者
活動するボランティア
「助け愛隊ボランティア養成講座」受講者で、登録ボランティア証を所持している者
主な活動内容(30分以内の生活支援活動)
- ・福祉相談窓口(地域包括支援センター、吹田市社会福祉協議会)の情報提供
- ・電球交換
- ・季節家電の出し入れ
- ・大型ゴミの搬出
- ・草抜きなどの軽微な庭掃除
※事前のコーディネートは吹田市社会福祉協議会で行います。
活動時間帯
・平日の午前10時~午後4時
高齢者の社会参加やまちづくりについて
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介護支援サポーター事業
市内の高齢者施設や医療施設で1日2時間程度お話し相手や囲碁将棋の相手などを行う活動です。今年で11年目を迎え、これまで約550人の方が受講しています。
このサポーター活動は「ポイント」が付与され、助成金(1ポイント50円換算、100ポイントが年間上限)として交付されます。
- 対象
- 65歳以上の市民で介護保険料の滞納がなく、介護保険サービスを利用していない方
- 研修
- 6月から12月(8月はお休み)に行う月3回の研修の受講(1回2時間)が必須です。
2020年度研修の日程
1回目 | 2回目 | 3回目 | |
9月 | 14日(月) | 23日(水) | 29日(火) |
10月 | 5日(月) | 13日(火) | 20日(火) |
11月 | 9日(月) | 17日(火) | 24日(火) |
12月 | 7日(月) | 15日(火) | 22日(火) |
- 場所
- 総合福祉会館2階 第3会議室
- 参加費
- 無料
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